八十八夜にお茶をいれてみよう

八十八夜、と聞くとどのお母さんにもあの歌が蘇るのではないのでしょうか?

 
「八十八」は何から数えてでしょう?
正解は・・・立春からです。
立春から数えて88日目が「八十八夜」です。
 
元となる立春は、太陽が空を通る道(黄道)を元に決まります。
ここ20年ほどは立春は2月4日なので、閏年以外は八十八夜は5月2日になっていますが、立春が2月3日になれば5月1日と八十八夜の日も変わってきます。
 
 
 
 
話は戻って「あの歌」とは「夏も近づく八十八夜」で始まる歌。
「茶摘み」という歌です。
 
 
八十八夜は稲の種をまくのに良い日とされ、また茶摘みを始める目安とされる日でもあります。
そしてこの日に摘んだお茶を飲むと、長生きができると言われているのですよ。
 
日本で生産されるのは、ほとんどが緑茶ですね。
緑茶には、抗菌作用のあるカテキンが含まれ、下痢の症状を改善する働きがあり、またインフルエンザや風邪の予防にも良いとも言われています。
 
 
もしかしたら、緑茶=ペットボトルに入っていて買うもの、と思っているお子さんも多いかもしれません。
 
緑茶にもカフェインが含まれているので、子どもが飲む時は量に注意が必要ですが、「日本茶をいれる」ことも日本の文化を伝えるひとつ。もし家に急須があったら、緑茶のいれ方を教える機会を作ってみてくださいね。
 
 
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増田陽子

増田陽子

「食育って大事。」 会社時代の経験を通し、幼稚園に転職後、その思いは一層強くなり、キッズ食育トレーナーになりました。 自分の身体は、自分が食べたものがつくっている。 幼いうちから正しい食生活と知識を自然と身につけることで、元気でいられる未来をつくることができる子を一人でも増やしたいと思い、現在東京・板橋にて青空キッチンを開講、幼稚園へ食育レッスン講師、企業さまとコラボしての食育イベントや大人向け食育講座、親子料理教室などを行なっています。 ブログでは、子どもの食育料理研究家として、旬の素材を使った料理、お手伝い料理、好き嫌い克服・行事食や行事に合ったレシピを紹介するとともに、食を通じて、子育てを少し楽にするお手伝いができるように心がけて書いています。 毎日メニューを考えて、ごはんを作るのは大変。でも、ごはんを作ってこどもと一緒に季節を感じながら食べること、生活することを楽しみたい、そんな気持ちの一助になるようなレシピを提案していきたいと思っています。 お仕事のご依頼は yokomsdz@gmail.com までお願い致します。
増田陽子

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