ハロウィンを食で楽しむ。かぼちゃからはじまる親子時間


街のあちこちにオレンジ色のかぼちゃが並びはじめると、
秋の訪れを感じますね。

ハロウィンの飾りやお菓子を見かけるたびに、子どもたちの目がキラキラ輝いているのが伝わってきます。でも、ハロウィンって本来どんな日か、親子で話したことはありますか?

 

 

ハロウィンって、どんな日?

ハロウィンは 10月31日 に行われる行事です。もともとはヨーロッパで「秋の収穫をお祝いする日」として始まり、1年の実りに感謝しながら、「これからの季節も健康に過ごせますように」と願う日でもありました。

 

 

 

その後アメリカに伝わり、仮装やお菓子を配る楽しい行事として広まり、おばけや悪魔などの仮装をした子どもたちが『トリック・オア・トリート』(お菓子をくれないとイタズラするよ)と言って地域をまわりお菓子をもらいます。

日本でも秋のイベントとしてすっかり定着しています。
もともとハロウィンには、実り豊かな秋に感謝を伝えるという意味も込められています。
お菓子や仮装を楽しみながら、「食」を通して季節を感じてみるのも素敵ですね。

 

 

ハロウィンの主役は「カボチャ」

 

 

 

日本でよく見かけるかぼちゃは、深い緑色の皮をしたものが多いですが、ハロウィンで飾られるのは、オレンジや黄色の西洋かぼちゃ。形も色も違うけれど、どちらにも「自然の恵み」であり、鮮やかなかぼちゃの色を見ているだけでも元気が出ますね

ハロウィンのかぼちゃから、日本のかぼちゃと西洋かぼちゃの違いをお子様にお話したり、一緒に調べたりすると、そこからの小さな気づきが、食を通して世界を感じる心の芽になるのかもしれません。

 

 

「作る」と「食べる」が体と心の栄養に

 

 かぼちゃとさつまいものレモンクリーム煮

 

ハロウィンの夜は、かぼちゃを使った料理やハロウィンの飾りをつけたりして、特別な料理を作らなくても子どもたちと楽しい時間を過ごしてみませんか?

料理をしていると、「どんな顔にしようか」「甘い匂いがしてきたね」そんな会話が自然と生まれます。そのひとつひとつが、子どもの心にやさしく残る「食の思い出」になっていきます。ここでは、上手にできることよりも、一緒に笑って作る時間を楽しんでくださいね。

 

今年のハロウィンは、かぼちゃで季節を感じ、親子の楽しい思い出の1ページになりますように・・。

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