七夕の「節句」

7月7日七夕は、5つある節句「五節句」のうちの一つです。

七夕の節句「しちせきのせっく」と読みます。

そして、「笹の節句」とも言います。

七草の節句であれば、無病息災を祈り、
桃の節句や端午の節句は、女の子や男の子の健康と成長を祈るための行事、

と何を祝うのか、祈るのかはわかるところで、「節句」としてのイメージも浮かびやすいですね。

七夕はお願いごとを書いて笹の葉に飾り、物事が叶いますようにと祈るのはみなさんも知るところですが、無病息災を祈るものでもあり、麦や夏の野菜の収穫祭でもあり、盆を迎える行事であるのです。

現在はお盆にご先祖様が家に帰って、また戻れるようにときゅうりやなすに割り箸や楊枝を刺して作る馬や牛「精霊馬(しょうりょうま)」を飾りますが、

昔は七夕に神様の乗り物として供えていました。

七夕とお盆は関係が深い行事です。

「ささのは さらさら」の歌で始まる「たなばたさま」。
「ごしきのたんざく」=五色の短冊の「五色」は、中国の陰陽五行思想に由来する色、「青、赤、黄、白、黒」です。青=緑、黒=紫で表されることもあります。
それぞれの色には意味があるので、願いや思いを色に託してもいいかもしれませんね。

 

 

 

 

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増田陽子

増田陽子

「食育って大事。」 会社時代の経験を通し、幼稚園に転職後、その思いは一層強くなり、キッズ食育トレーナーになりました。 自分の身体は、自分が食べたものがつくっている。 幼いうちから正しい食生活と知識を自然と身につけることで、元気でいられる未来をつくることができる子を一人でも増やしたいと思い、現在東京・板橋にて青空キッチンを開講、幼稚園へ食育レッスン講師、企業さまとコラボしての食育イベントや大人向け食育講座、親子料理教室などを行なっています。 ブログでは、子どもの食育料理研究家として、旬の素材を使った料理、お手伝い料理、好き嫌い克服・行事食や行事に合ったレシピを紹介するとともに、食を通じて、子育てを少し楽にするお手伝いができるように心がけて書いています。 毎日メニューを考えて、ごはんを作るのは大変。でも、ごはんを作ってこどもと一緒に季節を感じながら食べること、生活することを楽しみたい、そんな気持ちの一助になるようなレシピを提案していきたいと思っています。 お仕事のご依頼は yokomsdz@gmail.com までお願い致します。
増田陽子

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