GW明けの食事の時間に必要な声かけは
「今日もよく頑張ったね」と笑顔で言うことです。
なぜかと言うと、、、
楽しかった連休が明け
保育者たちが笑顔で子どもたちを出迎えると同時に
保育現場では気を引き締め直し
子どもたちの心のケアやケガの防止に努めます。
4月になり、入園、入学、進級と環境が変わり
友達できるかな、、、
先生怖くないかな、、、
お母さんと離れるのいやだよ、、、
とたくさんの葛藤の中で頑張ってきた子どもたち。
4月の1ヶ月の間にたくさんの成長がみられ、
新しい環境にいい意味で「慣れる」ことができた頃に
やってくるのが大型連休のGWです。
新生活のリズムにも慣れ、
GWに家族とたくさんの思い出ができ
親目線でも、子ども目線でも大満足!!!
と、ここまでは素敵ですが
大人の社会にも「五月病」という言葉があるくらいですから
子どもたちにとっても五月病は大きな壁です。
せっかく作り上げて来た新生活のリズムをGWで
忘れてしまう子の方が多いかもしれません。
大人は人生の経験がありますから
取り戻すことに慣れているかもしれませんが
子どもたちに同じように取り戻すことを要求するのは
ハードルが高いです。
幼稚園、保育園、行きたくない
とまでは口に出さなくても
子どもたちの心にネガティブな感情が
ほんの少しでているかもしれません。
いつも通り頑張っている子ほど
子どもたちの心に寄り添ってあげることが大切です。
春に運動会を行う小学校などでは
ここから運動会に向けての練習が本格的に始まります。
いつも以上に体育の時間が増え
運動が得意ではないと思っている子にとっては
余計に連休が恋しくなってしまうのです。
そして、ケガにつながったり
自分の気持ちの表現が大きくなってしまい
衝突してしまうこともあります。
運動会がなくても、
家族の中では思い通りにいくことが多いと
お友達との譲り合いがうまくいかなかったり
使いたいおもちゃが使えなかったり
算数の問題が難しかったり
子どもたちの社会の中での葛藤は山ほどあります。
保育者たちがこの時期に気を引き締め直すのには
子どもたちの心に寄り添う必要性を痛感している
こういった理由があるのです。
こんな時に大切なのが家庭での食事の時間です。
忙しい日々の生活の中で毎日必ず食事の時間はあります。
この食事の時間に子どもたちの心がどれだけ満たされるかによって
楽しい園生活、学校生活を送れるかどうかが変わります。
食事の時間に今日どんなことがあったのかを聞くのは
たくさんのお母さんが実践されているかもしれませんが
目を合わせ笑顔で「今日もよく頑張ったね^^」
と伝えて欲しいなと思います。
スキンシップをしながら就寝前に伝えるのも素敵です。
この魔法の声かけが
子どもたちが園生活、学校生活を楽しむ近道です。
認めてもらえたという肯定感こそが
子どもたちの心の安定につながります。
手の込んだお料理を作って食卓を囲むこと!
子どもと一緒に料理を作ること!
と言われると大変に感じますが
とっても簡単な「魔法の声かけ」をぜひ実践してみてください。
子どもたちの笑顔がもっともっと増えますように^^
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