スポーツキッズが「脂質」を味方にできる食べ方

スポーツキッズの食事では「脂質を控えたほうがいい」

と聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

 

確かに脂質がパフォーマンスに影響することもありますが、

スポーツキッズにとって効率よく「エネルギー」を補給できる

大切な栄養素でもあります。

 

 

脂質の特徴

脂質は、炭水化物・たんぱく質と並ぶ、体を動かすエネルギー源のひとつです。

 

1gあたりに含まれるエネルギー量を比較すると、

 

 ・炭水化物/たんぱく質

4kcal
 ・脂質 9kcal

 

と、脂質は炭水化物・たんぱく質の2倍以上のエネルギーを含んでいるため、

少量でもより多くのエネルギーをとることができるのです。

 

エネルギーが足りない状態が続くと、体は筋肉や成長に必要な栄養まで使って

エネルギーに変えようとします。

その結果、筋肉の発達が妨げられたり、身長や体重の伸びに影響が出る場合も

あるため、注意が必要です。

 

※エネルギー不足の影響については、以下の炭水化物の記事もご参照ください。

https://kids-shokuikulabo.com/carbohydrates/

 

 

脂質を多く含むもの

脂質を多く含むものは、以下のようなものです。

 

料理

 ・揚げ物 … から揚げ、天ぷら、春巻き など

 ・炒め物 … 野菜炒め、チャーハン、焼きそば など

 ・ルーを使うもの … カレー、シチュー、デミグラスソースなど

 

 

部位・種類
 ・肉 … バラ肉、ロース、カルビ、トントロ など
 ・魚 … 鮭ハラス、マグロの大トロ・中トロ など

 

調味料等

 ・油(サラダ油、オリーブオイルなど種類は問わない)

 ・バター、マーガリン

 ・マヨネーズ、ドレッシング など

 

加工品

 ・ベーコン、ウインナーなどの加工肉

 ・生クリーム、チーズなどの乳製品

 ・スナック菓子、チョコレートなどのお菓子

 ・デニッシュ、クロワッサン、クリーム系のパン など

 

 

 

脂質を味方にする食べ方のコツ

        •  1.食べるタイミング

              • × NG:運動前・夜遅い時間
                   → 消化に時間がかかるため、内臓に負担がかかり、

              •      パフォーマンスや睡眠の質に影響することがあります。

              • ○ OK:朝・昼(運動前を除く)
                   → 日中の生活に必要なエネルギーをしっかりチャージできます。

            •  
        • 2.量・頻度

          • × NG:脂質が多いものばかり食べる

          •    →・脂質が多いものを山盛り食べる・何度もおかわりする

          •     ・1回の食事の中で、脂質が多いものを何品も食べる

                ・毎食続けて脂質が多いものを食べる

          •     ・おやつにスナック菓子やチョコなどを頻繁に食べる
          •  

            ○ OK:脂質が多いものはものと組み合わせて食べる
               →・脂質が多いものは大皿から取り放題ではなく、1人分ずつ盛り付ける

          •     ・1回の食事では、脂質が多いものを1~2品におさえる

            •     ・脂質が多いものを食べたら、次の食事では脂質の多いものを避ける

            •     ・脂質の多いおやつは、たまにのお楽しみにする
          •  
        •  

上手に付き合えば、強い味方!

  • スポーツキッズだからといって、脂質の多いものを「一切食べてはいけない」

  • というわけではありません。

  • ポイントは、タイミングや量・頻度を意識して取り入れること。

 

ちょっとした調整で、毎日の食事が「動ける体づくり」に変わります。
好きなものを楽しみつつ、成長もパフォーマンスも伸ばしていきましょう。

 

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久留裕美子

久留裕美子

(ひさどめ ゆみこ)スポーツキッズ食育マスタートレーナー・管理栄養士/ 埼玉県戸田市在住・2男2女の母 / 高校の野球部マネージャー時代にスポーツと食事の関係に興味をもち、栄養の道へ / 都内小学校にて約13年間、延べ2500名以上の子どもたちへの学校給食の管理・食育の授業等に携わる / 現在は、行政の乳幼児健診の栄養相談なども担当するかたわら、子どもの食事の悩みを解消するサポートを行っている。

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