5月。爽やかな季節となりましたね。
春は一年の中で種や苗の種類が最も多い時期。野菜を栽培し始めるチャンスです!
野菜栽培は「見る」「触る」「食べる」などたくさんの楽しみが詰まった食育活動。
初心者でも簡単にプランターで栽培することが出来るので、ぜひ子どもたちと一緒に野菜を育てる過程を楽しんでみてくださいね。
1.苗植え
苗を購入してプランターに移し替える苗植え。
種まきからでもOKですが、暖かくなった5月にスタートする場合は苗から育てると楽なのでおすすめです。
ホームセンターなどに色々な野菜の苗が売っているので、まずは一緒に出かけて行き、チェックしてみてくださいね。
このとき、葉の大きさや形、色などにも触れながら行うと、よりお子さんの興味を引き出すことが出来ますよ。
2.水やり
野菜が育つ過程を見ることは大事な食育活動のひとつです。
「自分で育てた」という実感を得る為にも水やりは積極的にお子さんにお願いしてみてください。
時間を決めて日課にするのもおすすめです。
日に日に大きくなる様子を見て「水をあげると大きくなる」という気づきになります。
3.収穫
収穫は、実際に野菜に触れられる良い機会です。
普段食べている野菜の姿や感触、色などをじっくり観察してみてください。
「どんな色?」「ツルツルしているね」などの声掛けを行いながら収穫すると、
観察力がアップしますので、ぜひ楽しんでくださいね。
春に苗を植えると収穫がちょうど夏頃になる野菜を紹介します。
1.きゅうり
夏を代表する野菜のきゅうり。
育ちが早いので収穫回数も多くなり、子どもたちの楽しみも増えます。
収穫時期を逃し、大きくなり過ぎて、スーパーで見るキュウリとは明らかにサイズや形が違いましたが、それはそれで子どもたちの反応が面白かったです。
2.ミニトマト
家庭菜園では定番のミニトマト。
プランターで育てることができ、育てやすい野菜です。
可愛い黄色い花が咲くので「星みたいなかたちだ!」「可愛い!」と子どもたちに大人気でした。実の膨らみや色の変化も楽しめます。
ミニトマトには黄緑や黄色のカラフルなものや長丸い形のものなど様々な品種があります。
「アイコ」という品種を育てた時には「アイコちゃん」と名前を呼んで皆で可愛がりました。愛着が湧くので名前をつけるのもおすすめです。
3.ピーマン
子どもの苦手な野菜として挙げられることが多いピーマンですが、だからこそ、自分で育ててみましょう。
プランターや狭い場所での栽培も、苗から育てると大丈夫です。
たくさんなるので、食べるのはもちろん、切った断面を観察したり、野菜スタンプにしたりして楽しむことも出来ます。
自分たちで育てることによって野菜への愛着が湧き、食の進みがよくなることもありますし、苦手な野菜であっても一口食べてみようというチャレンジに繋がるかもしれません。
野菜を栽培し始めるチャンスの今だからこそ、オススメの食育。
ぜひお子様と楽しんでくださいね♪
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- 5月がチャンス!子どもと一緒に野菜を育てよう - 2020年4月15日