5月の第二日曜日は「母の日」、
6月の第三日曜日は「父の日」。
日頃の感謝をお母さん、お父さんに伝える日ですね。
五節句など日本の行事には中国から伝わったものや
日本独自のものもありますが、母の日、父の日は日本から始まった行事ではなく
アメリカから伝わってきた行事です。
母の日の起源は、アンナ・ジャービスという女性が、お母さんの追悼会でお母さんの好きだった花を配ったことからと言われています。その花がカーネーション。お母さんが好きだった花が白いカーネーションだったため、白いカーネーションを配りました。
そのことを始まりとして母の日礼拝が広まり、1914年にアメリカのウッドロウ・ウィルソン大統領が第二日曜日を「母の日」と定めました。
母の日はお母さんが生きていれば赤いカーネーション、亡くなっている場合は白いカーネーションを胸につける風習がありましたが、やがてお母さんにカーネーションを贈る風習へと変わりました。
日本では、昭和に入って母の日の風習が伝わりましたが、赤と白を区別することで子どもを傷つけてしまうのではないかという懸念から、赤のカーネーションを贈る、というのが定着しています。
さて、父の日はどうしてできたのでしょう?
「母の日」ができたことで、ならば「父の日」も、ということでできました。
アメリカのジョン・ブルース・ドット夫人が、幼いときに母親が亡くなったあと、父親が男手ひとつで6人の兄弟を育ててくれたことに感謝し、牧師さんに父親の誕生日であった6月に礼拝をお願いしたことから始まりました。その礼拝の日が、6月の第三日曜日だったので、6月第三日曜日が父の日となりました。
ドット夫人が父親のお墓に白いバラを供えたことから、父の日は「バラ」ではありますが、母の日のようなカーネーションのイメージは少ないかもしれません。
一般的に父の日は母の日に比べ、ちょっと影が薄いイメージもありますよね。
日頃、がんばっているお父さんに親子で一緒に料理をして、おいしいご飯のプレゼントをしてみてはいかがでしょうか?
見た目がちょっとくらい悪くても、心を込めてがんばって作ってくれた料理はお父さんは嬉しいはずです!
母の日も父の日も、気持ちが一番うれしいですよね。
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増田陽子
「食育って大事。」
会社時代の経験を通し、幼稚園に転職後、その思いは一層強くなり、キッズ食育トレーナーになりました。
自分の身体は、自分が食べたものがつくっている。
幼いうちから正しい食生活と知識を自然と身につけることで、元気でいられる未来をつくることができる子を一人でも増やしたいと思い、現在東京・板橋にて青空キッチンを開講、幼稚園へ食育レッスン講師、企業さまとコラボしての食育イベントや大人向け食育講座、親子料理教室などを行なっています。
ブログでは、子どもの食育料理研究家として、旬の素材を使った料理、お手伝い料理、好き嫌い克服・行事食や行事に合ったレシピを紹介するとともに、食を通じて、子育てを少し楽にするお手伝いができるように心がけて書いています。
毎日メニューを考えて、ごはんを作るのは大変。でも、ごはんを作ってこどもと一緒に季節を感じながら食べること、生活することを楽しみたい、そんな気持ちの一助になるようなレシピを提案していきたいと思っています。
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