簡単にできる!自家製ふりかけを楽しもう

 

子どもたちの食欲アップに、美味しいごはんのお供“ふりかけ”をお子さんの好きな材料で一緒につくってみませんか。

 

ふりかけは買うもの?作るもの?

 

ふりかけをかけるだけで、ご飯嫌いの子どもでもパクパク食べられるようになったと言う経験のあるお母さんも多いのではないでしょうか。私も同じような経験をした1人ですが、毎回市販のふりかけでいいのかと疑問に思っていました。しかし、手作りふりかけが簡単にでき、栄養価もアップすることがわかり、気持ちが楽になりました。

 

火を使わず乾物の材料だけで栄養価アップ

店頭には、魚介、お肉、お野菜系等たくさんの種類のふりかけが並んでいて、子どもの好みによって選べますね。手作りのふりかけでも、子どもの好みによって作ることが出来ますし、一緒に作ると、よりふりかけの中身に興味を持つことができます。

 

また、栄養面の強化もできます。

今回は黒ごまを紹介します。

黒ごまには特に鉄とアントシアニンが豊富で、抗酸化作用が期待できます。

さらに、良質のたんぱく質とビタミンB1も含まれており、食べるとパワフルになれると言われています。

 

使う塩によってもふりかけの味は変わる

 

塩は主に、精製塩、自然塩の2種類に分類することができます。精製塩は、煮詰めることで塩の結晶を作ります。値段も手頃であり、スーパーに並んでいる塩の多くが精製塩です。一方で、昔ながらの塩田で作られるものが自然塩(天然塩)です。自然塩は、ミネラルが豊富に含まれており、製造に手間がかかるため、値段が高いものが多いです。また、自然塩の中でも肉料理にはしっかりとした塩味の塩があう、淡白な魚料理にはミネラル豊富な自然塩があうと言われたりするように、使う塩によって味が変わります。

 

“ごま塩”ふりかけが売っているように、ごまと塩を混ぜるだけでも立派なふりかけです。先ほども、記載したように塩を変えるだけで料理の味も変わるように、塩を変えるとふりかけ全体の味も変わるので、塩を変えて味を楽しむのも一つです。

 

ネットで調べてみるとたくさんの種類の塩があり、様々な県の塩、世界の塩があります。特に、私が住んでいる沖縄県は、塩の種類が豊富にあるので、ぜひ調べてみてくださいね。自然塩はミネラル豊富ですが、塩なので取りすぎは注意してください。

 

 

ぜひ、一緒にふりかけを作ってみよう!

私の娘は、一緒にふりかけを作る事が大好きです。ポリ袋を準備してふりかけを一緒に作ります。作る際は、先に入れすぎると、しょっぱくなってこどもむきではなくなるので、「少しずつ入れようね」と約束します。

 

まず最初に、塩をポリ袋にひとつまみいれます。

・胡麻(白ごま、黒ごま、すりごま、いりごま味見をして好きなごまを選ぶのも楽しいです)

・削り節(私は、かつお粉末を使用しています)

・あおさ(お好み焼き用のあおさが使いやすいです)

・小エビ(そのまま使ってエビを入れようねなど伝えるのもいいですし、先にミルミキサーにかけて、小エビの味を感じてもらうのも楽しみの一つです)

の材料を、同量の小さじ1ずつポリ袋にいれてふりふりします。

 

「美味しくなーれ」と魔法をかけるとおいしくなるよ~と伝えると楽しそうに、「美味しくなーれ」とふりふりしてくれます。

○○ちゃんが作ってくれた、ふりかけ世界で一番おいしいふりかけだねと声かけすると、栄養価アップのふりかけをたくさん食べてくれます。

完成したふりかけはタッパー等に移し、マイふりかけとして冷蔵庫で保存してください。自分で好みの味のふりかけを自分で作っているので、お子さんも満足しますよ。

 

また、ふりかけをお母さんが作り、「このりかけには何が入っているでしょう。」と、クイズをだし、考えて貰うこともできます。私は、あえて、塩とごまだけのふりかけにし、クイズを出します。すぐ”ごま”と分かりますが、答えられて褒められると笑顔になり、またふりかけクイズしようとやる気満々です。

 

ぜひ、子どもと、一緒にふりかけ作りをしませんか。

 

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平良麻奈美
キッズ食育トレーナー・管理栄養士。沖縄県宮古島出身、那覇市在住。 4歳と1歳姉妹の母。管理栄養士として、病院、行政勤務を9年経験し、大人になってから食習慣を変えるとこの難しさを痛感。また、自身の出産、育児を経験し、子どもへの食育の重要性に気づき、キッズ食育を学んだ。2019年12月~「青空キッチン沖縄首里スクール」開講。随時、体験レッスン募集中。
平良麻奈美

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