春になると風も暖かくなってきてなんだかソワソワ。
少しお散歩をするとたんぽぽをはじめ、ふきのとうやつくしなどが見られ、
春の到来を教えてくれますね 。
春分の日って??
3月の祝日として【春分の日】があります。(2020年は3月20日)
これって何の日でしょうか?
春分とは日本の祝日法では「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」とされ、
春分の日前後7日間のお彼岸には、祖先供養のために墓参りや寺参り、
お供えをする風習があります。
春分ではぼたもちをお供えして、そのお下がりを食べます。
ぼたもちは「牡丹餅」といい、彼岸の頃に咲く牡丹の花に由来するということです。
「おはぎ」もありますが、これは萩の季節である秋のお彼岸の食べ物です。
実はこの「ぼたもち」と「おはぎ」、どちらも餅やもち米入りのご飯を小豆餡でくるんだ同じ和菓子なのです!
小豆の持っている赤い色は邪気を払うとされているため、仏壇やお墓に供える食べ物として用いられています。(ぼたもちはこしあん・おはぎはつぶあんなど諸説あります。)
ここで、もち米がなくても大丈夫♪
【材料3つで簡単に作れるぼたもち】レシピをご紹介します。
レシピはこちら→
小学生の息子と、お正月に余った丸餅と、
普段自宅で食べている普通のお米で作りました♪
ご飯が炊けると「入れたおもちがとけて見えなくなったねー!」と発見!
「ぼたもちってどんな形だっけ??」と今まで食べた記憶をたどりながら、
ラップにくっつくあんこにも苦戦しながら形を整え…
数を重ねるごとに綺麗にできるようになり、完成!
「ぼたもちってこんなに簡単に作れるんだね」
と嬉しそうな笑顔でほおばっていました。
私は、父方の祖母のぼたもちは小豆あん、
母方の祖母のぼたもちは外がきなこで中が小豆あんでした。
それぞれの家によっても違いがあるのもぼたもちの面白いところですね。
五感で楽しむ春の草花
食べ物以外でも春分の時期を楽しめますよ。
外出の楽しい季節、道や野原の草花も春を歓迎するかのように生き生きとしてくることです。
春に見られる草花の中には、食べられるものもあり、
調理することで美味しくいただけます。
私自身も小学校の頃に課外授業の一環でタラの芽やワラビなど野草を取りに行き、
それが給食の一品となって出てきたときには
「野草ってこんな風に食べれるんだ!」、
という発見と感動体験は未だに色あせません。
<食べられる草花の例>
〇つくし→まだ青みがあって胞子が残っているものを選ぶ。
つくし
はかまを取って佃煮などに
〇ふきのとう・・・天ぷらやふき味噌などに
〇タラの芽・・・天ぷらなどに
〇よもぎ・・・よもぎ団子などに
他にも食べられる野草として挙げられる
〇ナズナ
〇ハコベラ(ハコベ)
ハコベ・ハコベラ
〇ゴギョウ
これらは春の七草にも入っていますね。
「ナズナの葉っぱハートの形で可愛いね」
「春の七草言えるかな?」
「よもぎはどんなにおいがするのだろう?」
「つくしの頭トントンするとどうなるだろう?」
など会話しながら、
普段食べるお野菜とは違った野草に触れることで、子どもも興味津々になります。
土手や野原で見つけられたらラッキーですが、
スーパーや野菜屋さんの店頭にも春ならではの山菜が並んでいるので、
ここでも春を感じられますね。
子どもと一緒に春の草花を探したり、野草の匂いを嗅いだり、触ったり、味わったり、
遊んだり。
五感を使って春の訪れを感じてみてください♪
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